2021年6月4日
東京電力福島第一原子力発電所事故に関する政府の事故調査・検証委員会の畑村委員長*1が 100 年後の評価に堪えるようにするため事故からどのような知識が得られたのかを整理した七つの所感。
- あり得ることは起こる。あり得ないと思うことも起こる
- 見たくないものは見えない。見たいものが見える
- 可能な限りの想定と十分な準備をする
- 形を作っただけでは機能しない。仕組みは作れるが目的は共有されない
- 全ては変わるのであり,変化に柔軟に対応する
- 危険の存在を認め,危険に正対して議論できる文化を作る
- 自分の目で見て自分の頭で考え,判断・行動することが重要であることを認識し,そのような機能を涵養することが重要である。
上記の七つの所管は,イシュー度が高い。
私の手帳に七つの所管を書き写しておこう。