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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

集中できないのは,部屋のせい 東大卒「収納コンサルタント」が開発!科学的片づけメソッド37

『集中できないのは,部屋のせい 東大卒「収納コンサルタント」が開発!科学的片づけメソッド37』(米田まりな,PHP 研究所,2020年12月10日)を読了。

自宅は 365 日 24 時間営業,利用無料で,飲食自由,空調完備,移動時間 0 分と,自宅での集中力を自由に操れれば,なかなか効率の良い作業場所です。時間が足りないときも,悪天候やウイルスなどが心配で出歩けないときも,「自分のやりたいこと」を続けることができます。(位置 No. 12)

職場までの移動時間を考えると,自宅の方がより効率的に働ける。

GTD*1 の基本ルールは,仕事もプライベートも,すべてのタスクを細分化し,1 箇所のリストに集約させ,毎日リストを消化・更新していきます。一度リストに書きさえすれば,実際に手をつけるまで忘れても OK です。頭の中は,つねに「進行中の 1 つのタスク」にだけ集中するのです。(位置 No. 229)

仕事,プライベートもタスクが輻輳しているときは,一つのリストに書き出すことから始めよう。

個人的には,テレワークと出社を自由選択にすることで,組織の生産性は大きく高まると思っています。というのも,テレワークに向いている業務と出社に向いている業務が,それぞれ存在するからです。(位置 No. 771)

私が従事している業務は,テレワークに向いている業務。1 週間に 1 回くらい,出社せず,在宅ワークにする。

フランス首相の管轄下にある意思決定および専門知識機関によると,フランスでは「週 1 ~ 2 日は在宅,残りをオフィスで仕事をする」というパターンが最も理想的とされています。「在宅勤務が毎日続くのはつらい」という方は,週の 3 分の 1 は家で作業に集中し,それ以外の日は出社して同僚とのコミュニケーションが必要な業務に取り組む,といったスケジュールを立ててはどうでしょうか。(位置 No. 803)

在宅ワークする日は,早めに予定に入れておく。

PC のデスクトップは,部屋の縮図にたとえることができます。

デスクトップ上にデータが散らばっていて整理できていない方は,部屋も同じように出しっ放しのモノであふれていることが多いのです。(位置 No. 1006)

部屋は散らかっていても,PC のデスクトップは整理されている。

書類をまず「現物で残す必要性があるか」という視点で,次の 2 つに分類しましょう。(位置 No. 1074)

  1. 現物がなくても OK な書類(取り扱い説明書やパンフレット)
  2. 現物がないと NG な書類(契約書・証明書・役所への届け出書類など)

紙の書類を残すか否か,という問題を解決するのにいい切り口。取り扱い説明書やパンフレットは,捨ててしまおう。

*1:Getting Things Done