Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

2020年人工知能の時代 僕たちの幸せな働き方

2021年7月14日作成

『2020年人工知能の時代 僕たちの幸せな働き方』(藤野 貴教,かんき出版社,2017年5月15日)を読了。

事務・管理系の方々から多く上がる声は,「同じことの繰り返しが多い」「非効率な業務が残されているのだが,仕事のやり方を変えられずになかなか効率化されない」というものです。IT システムを導入しても,「仕事のやり方,仕組み」自体が変わっていないことが問題の背景にあるようです。(位置 No. 1025)

「同じことの繰り返し」「非効率な業務」を見つければ,それを変えていく。

「社内のデータを他社と共有するなんて,セキュリティ的にあり得ない」というのが今までの考えでしたが,人工知能時代においては,「データを共有して今までにない価値が生み出せないか」を考えるのが仕事になります。(位置 No. 1129)

データを共有するという流れになってきていると感じるが,共有したデータから新しい価値を生み出すのは,容易ではない。

人工知能時代のリーダーに求められる能力は,ずばり次の 3 つです。

  1. テクノロジーの最前線を常に学び続ける
  2. 自らが率先し,AI を活用する
  3. 社内の多様なメンバーを巻き込む

AI も気軽に活用できるようになっているようだから,AI を活用してみようか。

――人工知能時代に人間がする「仕事」とは何か?

ボーッとすることですね。これからは形や論理のないものに意味が出てくる時代です。話が飛ぶとか,思いつきで話すこととか。直感や感性は個人から生まれてくる。じゃあ,すごいアイデアを生み出す天才しか生き残れない時代なの?とみんな勘違いするんだけど,実はそうじゃない。ボーッとしている人が一番強いし,それが仕事につながります。(丸 幸弘*1,位置 No. 1567)

人工知能時代では,直感と感性を大切にしていこう。

*1:リバネス代表取締役 CEO。1978年,神奈川県生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。博士(農学)。