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図解これだけは知っておきたい AI(人工知能)ビジネス入門 三津村 直貴

2020年10月9日作成

『図解これだけは知っておきたい AI(人工知能)ビジネス入門』(三津村 直貴,成美堂出版,2017年9月20日発行)を読了。

モラベック*1のパラドクス

「人間には簡単なことが,機械にとっては非常に難しい」(p. 54)

機械にとっては難しいであろう能力を伸ばしていく。

エキスパートシステムとは,専門家の知識(データ+ルール)を構造化して,人工知能に教え込んだもの。(p. 69)

エキスパートは,世界に数人いれば十分。
エキスパートシステムができていない分野のエキスパートを目指す。

彼ら*2が未知の状況に対応できるのは,それまでに経験した状況に共通する要素や特徴があり,そこから「次はこうなる」という予感が抱けるのだと考えられます。(p. 202)

「次はこうなる」という予感を抱くロジックを知りたい。

楽観的なシンギュラリティ後の社会(p. 225)

  • 食料や物質の生産が効率化,自動化されることで,貧困を原因とする紛争や犯罪が減る。
  • 医療や介護が高度に自動化されることで,誰もが優れたサービスを受けられ,労働者の負担も減らせる。
  • 人間がやってきた仕事の大部分を人工知能がこなしてくれるので,人間の仕事は趣味に近い感覚になる。

仕事は趣味に近い感覚は,今でも抱いている。
今後,ますますその感覚が強くなっていくのだろう。

 

*1:人工知能研究者ハンス・モラベック

*2:経験豊富な人間