2021年10月27日作成
『残業ゼロでも必ず結果を出す人のスピード仕事術 自分の時間が2倍に増える50のノウハウ』(植田 統,ダイヤモンド社,2012年4月12日)を読了。
さらに,最近感じるのは,ビジネスマンの勉強不足について。自分の会社に関連する業界で何が起こっているか,自分の会社を取り巻く環境が,どう変わってきているのかについての感度の低さである。(p. 28)
自分の会社を取り巻く環境について,アンテナを高くするのはビジネスマンの常識である。
もっと成長したいのなら,他人の話は素直によく聞いて,言われたことは自分の行動にすぐに取り入れるべきなのである。(p. 55)
独りよがりにならないため,適切なタイミングで,他人のアドアイスをもらう。
いかに自分をコントロールするのが難しいか。いつも冷静な心を持って,やらないと決めたことは,やらないと心に誓うしかない。
やること,やらないことを明確にする。
最小時間で最大の結果を出すための絶対必要条件は,目標がハッキリしていることだ。
目標がハッキリしていれば,それを目指してまっすぐに突き進んでいけばよい。やり方さえ間違えなければ,短い時間で結果を出すことが可能となる。(p. 108)
目標が明確であれば,それを目指すだけ。
アナロジー(類推)をうまく使えれば,いろいろな新しいことにどんどん応用していくことができる(p. 122)
アナロジー力を磨いていけば,いろいろなことに応用できる。
「悪魔は細部に宿る」というアメリカの言葉がある。
これは,細かいところにこそ落とし穴があるという意味だ。(p. 145)
大事な資料では,細かいところに気をつけよう。
相手から依頼を受けたときは,途中経過をできるだけ早い段階で,相手に見せ,相手へ「見える化」しておくことが望ましい。(p. 162)
「見える化」したものを,適時,相手に共有することで,手戻りを防ぐことができる。
プレゼンは短く。まず,結論を言い,その根拠として理由を3つ挙げる。(p. 167)
結論の根拠は 3 つ。
くれぐれも,会社は民主的に運営されるべきだなどとは考えないでほしい。会社は社員の序列が明確に決まった組織。組織を上げるという目的に向かって,一直線に走る軍隊のような組織なのである。(p. 224)
経営者の言うことは絶対。
司会者は最後の5分になったら,まず,決まったことをまとめて読み上げて全員に確認する。次に,誰が,何を,いつまでにやるか,を決める。そして,その進捗状況をレビューする日を設定する。(p. 225)
会議のラスト 5 分は,会議で決まったことを確認する時間。
「短時間でやると決める→集中する→いい結果を早く出す→早く家に帰る→プライベート・ライフを充実させる→元気いっぱいで朝起きる→仕事をバリバリ片付ける」という流れに変えようというのが本書の目的だ。(p. 254)
いい流れのサイクルを確立する。