2020年7月11日更新
スズキ目スズキ亜目ホタルジャコ科に属する暖海性魚類であるアカムツ(別名ノドグロ,Blackthroat seaperch)を,4 匹209円(税抜き)で手に入れることができたので,炭火での塩焼きに挑戦してみた。
小ぶりではあるが,目玉が大きく,存在感がある。
アカムツの産卵期は 6 月から 10 月,旬は冬から春と言われている。なぜ,10 月のスーパーで,アカムツが安く売られていたのだろうか。
写真1 調達したアカムツ(ノドグロ)
塩焼きまでの手順
- アカムツ(ノドグロ)のえらと内臓を取り除き,流水で洗う
- 身に塩を振り,20 分程度静置する
- 表面に浮き出た水分をキッチンペーパーで拭う
- 炭火でじっくり焼く
炭火焼きしたアカムツ(ノドグロ)の身は,極限までに細かい練り絹のように白く,箸でつまんだ身は,神々しいまでの光沢を纏う。
そして,その身を口にすると,ふわりと消える。
上品な味わいは白身のトロの真骨頂。
また,皮目は非常に香ばしく,しっとりとした身とは好対照。
今回のアカムツ(ノドグロ)は小ぶりであったので,あっという間に食べつくした。
写真2 アカムツ(ノドグロ)の塩焼き