参議院選挙後,日経平均株価が連日上昇するという局面がありました。
そのときに「楽天日本株トリプル・ブル」や「楽天日本株トリプル・ベアIII」を保有していればどうなっていたのか,検証してみました。
楽天日本株トリプル・ブル
株価指数先物を活用し,日々の基準価額の値動きが,わが国の株式市場全体の値動きの概ね3倍程度となることを目指して運用を行います。
ブルの語源はbullishで「牛」のことです。牛の攻撃は角で下から上に突き上げるということで,上向き相場(強気相場)を意味しています。
楽天日本株トリプル・ベアIII
株価指数先物を活用し,日々の基準価額の値動きが,わが国の株式市場全体の値動きの概ね3倍程度反対となることを目指して運用を行います。
ベアの語源はbearishで「熊」のことです。熊の攻撃は上から下に叩くことから,下向き相場(弱気相場)を意味しています。
2016年7月1日基準として,日経平均株価,楽天日本株トリプル・ブル基準価額,楽天日本株トリプル・ベアIII基準価額のトレンドを見てみましょう。
2016年7月22日現在では,日経平均株価は7月1日より6%上昇,楽天日本株トリプル・ブル基準価額は18%上昇,楽天日本株トリプル・ベアIII基準価額は18%下落という結果となっています。
日々の騰落率を見てみましょう。
日経平均株価は7月8日15,106.98円から7月11日15,708.82円と大きく上昇している局面があります。このとき,楽天日本株トリプル・ブル基準価額の騰落率は11.6%,楽天日本株トリプル・ベアIII基準価額の騰落率は-11.9%です。
日経平均株価の大きな変化を読んで,ブルとベアを使い分ければいいのですが,なかなか難しそうですね。