Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

図解雑学 数論とフェルマーの最終定理

図解雑学「数論とフェルマーの最終定理」という本を読みました。
x^n+y^n=z^n(n>=3)を満たす自然数x、y、zは存在しない
ということを証明するのが、フェルマーの最終定理です。ワイルズによる証明(1990年代)に至るまで、フェルマー自身が n=4 の場合を無限降下法によって証明したこと、オイラーによる n=3 の証明など順を追って書かれてあり、大変興味深く読みました。しかし 360 年間、名だたる数学者を悩ませてきた問題ということで核心部分は全くわかりませんでした。
モジュラーって???
ガロア表現って???
まあ修行不足であるのは明々白々。もっと数学を勉強しないといけないなと思いました。

 

後日、聞いた噂話を。。。
ワイルズが最終定理を証明したことを発表したのはケンブリッジニュートン数理科学研究所でした。ケンブリッジ大学のトイレにある黒板には、フェルマーフェルマー予想を記したように以下のことが書かれていたそうです。(トイレにも黒板があるなんて、この事実にも驚きです。)
私はワイルズの証明に決定的な欠陥を発見したが、それを書き留めるにはこの黒板は小さすぎる
確かにワイルズの一回目の正目は失敗だったらしく、ワイルズが再びフェルマーの最終定理に挑戦して、完全に証明したそうです。ケンブリッジ大学のトイレに上記の書き込みをした人は本当に欠陥を発見していたのか、若干気になります。

 

数論とフェルマーの最終定理 (図解雑学)

数論とフェルマーの最終定理 (図解雑学)