『IoT の基本・仕組み・重要事項が全部わかる教科書』(八子 知礼,SB クリエイティブ,2017年11月1日)を読了。
デジタルツインのメリット(30 ページ)
- 時系列を過去にさかのぼって,原因分析や因果関係分析ができる
- 時系列を将来に伸ばして,今後起こりうる事象を予測できる
- 起こりうる事象に対して,複数シナリオに基づく意思決定ができる
10 年前に比べ,デジタルツインのハードルは低くなったが,それなりの覚悟で目指すべきものである。
IoT World Forum が定義しているレイヤー構成図(40 ページ)
- Collaboration & Processes(協働とプロセス)
- Application(アプリケーション)
- Data Abstraction(データの抽象化)
- Data Accumulation(データの蓄積)
- Edge Computing(エッジコンピューティング)
- Connectivity(通信)
- Physical Devices & Controllers(物理デバイスとコントローラ)
2023年は物理デバイスとコントローラに触れてみたい。
IoT の成熟ステップ(263 ページ)
- ステップ1:可視化
- ステップ2:サービス化
- ステップ3:自動化
- ステップ4:最適化
- ステップ5:自律化
まずは,IoT を使った可視化から始めてみよう。