2021年1月6日作成
マイクロソフトが提供しているオープンソースのコードエディタ Visual Studio Code を活用して,データをビジュアライズしてみた。
バージョン: 1.52.1 (user setup)
Electron: 9.3.5
Chrome: 83.0.4103.122
Node.js: 12.14.1
V8: 8.3.110.13-electron.0
OS: Windows_NT x64 10.0.19041
各自治体の建設業従事者ビジュアライズ
マイクロソフトの研究機関であるマイクロソフトリサーチが提供している BI*1 ツール SandDance*2 を用いて,日本の各自治体の緯度,経度,建設業従事者をビジュアライズしてみた。
部屋の広さと住宅価格との関係ビジュアライズ
部屋の広さと住宅価格との関係*3を seaborn*4 というライブラリを使ってビジュアライズしてみる。
seaborn を使えば,上図のような散布図だけでなく,ペアプロット図,相関係数,ヒストグラム付き散布図,回帰曲線を付加したヒストグラム付き散布図も簡単に表示することができる。
所感
Excel や OpenOffice Calc を用いて,データをビジュアライズするよりも,簡単に,そしてエレガントにビジュアライズする方法があることを改めて実感。
2021 年は Excel や OpenOffice Calc に頼らず,エレガントにデータを可視化していきたい。
参考文献
日経ソフトウエア 2021 年 1 月号には「Python ユーザーのための Visial Studio Code データ可視化の術」という特集が組まれており,これを参考にした。
*1:ビジネスインテリジェンス
*2:Microsoft Research の Steven Drucker 氏と Roland Fernandez 氏が開発を率いる Web ベースで動作する BI ツールで,2011 年の発表以来,機能向上を進めている。Visual Studio Code だけでなく,Azure Data Studio,Power BI Custom Visual で利用できるエクステンションも用意されている。
*3:実際の不動産情報をベースとした架空のデータ。
*4:Python のデータ可視化ライブラリで,同じPython のライブラリとして有名な matplotlib のラッパー(内包プログラム)。洗練された図を描くことができ,さらに matplotlib と比べて少ないコードで図が描ける。