2009-02-03 梟の城 読書 梟の城(司馬遼太郎著、新潮文庫)を読みました。 文庫本でもかなり厚みのある本で、暇だった年末年始に読みました。 まあ、織田信長が倒れ、豊臣秀吉が天下人であった時代が背景として、そこに暗躍する忍者の姿が描かれています。小説なので、実在した忍者とはかけ離れているかもしれませんが、なかなかに興味深いと思います。 主人公・葛籠重蔵とそのライバル・風間五平の最期がどうなるのか書いてしまうと、この小説の醍醐味が失われてしまいますので、詳細は語りません。この小説のオチは「なるほどね。そういうことだったのか。」と単純に驚かされます、とだけ言っておきましょう。