「宮本武蔵最強伝説の真実」(井沢元彦著、小学館文庫)を読みました。
序 いま、なぜ武蔵なのか―現代という乱世 第一章 時代からはみ出した英雄―戦国と江戸のはざま 第二章 史料・伝説の中の「武蔵」―実像とフィクション 第三章 武蔵を取り巻く「謎」―その一 第四章 『五輪書』を読む―実戦の天才・武蔵を検証する 第五章 武蔵を取り巻く「謎」―その二 第六章 武蔵はなぜ最強か―時代を突き抜けて私の中で漠然としていた宮本武蔵のイメージが、ややはっきりしてきたような気がします。宮本武蔵は、実戦においておそらく日本史上でも指折りの剣客であったのだろうという印象を持ちました。宮本武蔵の全盛期が戦国時代、あるいは幕末にあったならば、もっと宮本武蔵の活躍する場があったのではないか、まさに「時代からはみ出した英雄」でしょうか。