第一部 松陰、世界に挑む
第二部 実学の人は、いかにして生まれたか
第三部 受け継がれる
大和魂
近年、発見された松陰関係の史料から得られた新事実も書かれており、松陰のことを詳しい人も、これから松陰を好きになりたい人も、老若男女問わず読める一冊かな。。。
まあ、何と言っても有名なのは、
身はたとえ武蔵の野辺に朽ちぬとも
留め置かまし大和魂
であるが、松陰の母を慕う一首、
親思うこころにまさる親ごころ
きょうの音ずれ何ときくらん
も心に響きます。
憂国も大事やけど、親も大事なんやちゃ、って感じでしょうか。