Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

みだら姫君

オリジナル長編「みだら姫君」(睦月影郎著、双葉文庫)を読んだ。

高校を卒業し、大学に通うため一人暮らしを始めた山尾高明(18歳)が主人公の官能小説である。

主人公が関係を持った女性たちは以下の六人。

百合
二百年前からタイムスリップしてきた姫君。

小野亜沙美
主人公が高校時代から憧れていた同級生で、同じ大学に通う。

吉住由紀子
主人公と同じ大学の四年生。百合の子孫であり、主人公の住むアパートの大家の娘。

小野良枝
亜沙美の母親で、三十八歳。

天宮恵利
由紀子の先輩で二十五歳。薙刀の指導員で薙刀で百合と対戦。

お里
二百年前の少女。百合の屋敷で働く下女。


月氏の官能小説は過去にも何冊か、読んでいるが、若干のフェチ(足指、アナルなどへの執拗なこだわり)を散りばめたSEX描写には毎回、股間が熱くなってしまう。

ただ、六人の魅力的な女性が登場するが、男は主人公の山尾高明ただ一人であり、彼の趣向に偏ったSEXの繰り返しである。彼の趣向に同調できるのであれば、非常に魅力的な官能小説であるが、彼の趣向に同調できないのであれば、多少退屈に感じてしまうかもしれない。

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