すぐやらない部下へのアドバイスを考えようと『すぐやる化習慣術~「できない」を「できる」に変える 7 つのスイッチ~』(夏川賀央,永岡書店)を読んでみた。
「素直に実行する」ということができないがために,チャンスを失っている(p. 17)
素直に実行してみればいいのに,と思う。
仕事が素晴らしくできる人で,「やけに素直な人」というのは多い(p. 26)
仕事ができる人は素直,できない人は素直ではない傾向がある。
「リーダーは,根源的な変化が現実に起こっている瞬間を認識し,すばやく果敢に行動しなければならない」
そう言っているのは「インテル」という会社を世界的大企業にした,アンドリュー・グローブという経営者です。(p. 33)
すばやく果敢に動けるようになる。
考えたらすぐに実行しろ,それが「正しい」と検証するのは,実行しながらで構わない(p. 84)
実行しなければわからないことがあるから,実行する。
テキサス大学准教授の清水勝彦さんは,『その前提が間違いです。』(講談社)という本で,よくもてはやされている論理思考に,「そもそもの前提の立て方に問題があることが多い」ことを指摘しています。(p. 88)
とりあえず置かれている前提は間違っていることがある。
重要なことは,固定観念にとらわれずに,思考の幅を広げること。「why」ではなく,最初から「how ?(どうしようか)」で "行動を選ぶ" ための思考を開始する必要があります。(p. 96)
Why から始めよ,を口癖にしてきたが,How から始めてもいいのか。
「いまの状態→新しいことを実行→補うために勉強」(p. 105)
新しいことを実行して,足りないことは勉強すればよい。
やはり他人の考えを学ぶのと同じで,新しい経験をして,新しいことを考えたり,あるいは新しい考え方に出会って,新しい人間関係をつくるほうが,自分を選べる選択肢は広がるわけです。(p. 110)
会ったことのない人から,面談の申し出があれば,とりあえず会ってみることにしよう。