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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

レイライン3 アマテラス・サーガ:失われた卑弥呼の金印を探せ!

レイライン3 アマテラス・サーガ:失われた卑弥呼の金印を探せ!』(榊正志)を読了。

「大和をなぜヤマトというかわかるかい?」

(中略)

「最初,倭だった,音の『ワ』だ。それを大和言葉で『ヤマト』と読んだ。その後国が奈良に移り,大倭になった。『オオヤマト』だよ。倭が『ワ』なので,大和になったんだ」(位置 No. 1527)

「大和」の音読みは「ダイワ」。

卑弥呼が現れる前の二世紀は,異常なほど雨が降ったの。西暦百二十年代には,特に大量の雨が降ったそう。時は,12 000 年前の氷河期の終わりころ洪積世が幕を下ろし,沖積世に入って大量の氷が解けて海水面が上がっていた時代。世界中の平野が水浸しで,世界中に洪水伝説を残した。二世紀には,水はだいぶ引いていたはずだけど,そこに大量の雨がさらに降り続いた」(位置 No. 4029)

たかだか二千年くらい前にも海水面が上がっていた時代があった。それを考えると,今日,地球温暖化と騒いでいるが,それも自然現象の範囲内なのではと思ってしまう。

古事記』の中ではヤマタノオロチは,高志というところにいた。今までの学会では,高志は『越』,つまり北陸地方から出雲に攻めてきた侵略者だと考えられてきた」(位置 No. 5538)

古代史における北陸地方の位置付けを調べてみたい。