Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

EXTREME TEAMS(エクストリーム・チームズ) ロバート・ブルース・ショー

2021年4月28日

『EXTREME TEAMS(エクストリーム・チームズ)』(ロバート・ブルース・ショー,すばる舎,2017年11月25日)を読了。

エクストリーム・チームの 5 つのサクセス・プラクティス(位置 No. 542)

  1. チームメンバーが強い執着心を共有している
  2. 採用では能力よりも企業文化への適性を重視
  3. 少ない優先順位に焦点を絞りつつ,新たなアイデアを求めて焦点を広げる
  4. ハードかつソフトな企業文化を築く
  5. リスクと衝突に伴う気まずさを恐れない

私が在籍しているチームは,5 つのサクセス・プラクティスを実践できているか。

先見性のあるリーダーを「変わり者で社会不適合者」と呼ぶのは,言いすぎと感じられるかもしれない。だが,成功に対して無謀すぎるほど強い意欲を抱き,完全に没頭する様子は,確かにジャスティン・マスクが言うとおり一種異様なものだ。(位置 No. 1437)

「変わり者で社会不適合者」を目指す,というのは筋違いだろうか。

グーグルのリーダー陣も,目の前の業務の先を見据えた研究開発の時間をとるのが困難であることは理解している。だが彼らの考えでは,20 % ルールを厳密な方針とせず,義務化もしないほうが,ベストな形で運用されるものなのだ。実験していくこと自体に意味がある――それこそが,グーグルのリーダー陣が企業文化に植え付けたい価値観だ。新たなビジネス機会を生むかもしれない新しいアイデアで,積極的に遊んでみるのである。(位置 No. 2345)

実験していくこと,それを繰り返すことで,よりよいモノ・コトが生まれてくる。実験しなければ,既存のモノ・コトのマイナーアップデートしか実現できない。