Masassiah Blog

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時代を先読みし,チャンスを生み出す未来予測の技法 佐藤 航陽

2021年2月19日

『時代を先読みし,チャンスを生み出す未来予測の技法』(佐藤 航陽,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2018年1月30日)を読了。

これまでの何十年の積み重ねがたった数年でひっくり返ります。そして,今後もテクノロジーの進歩と市場の変化のスピードは,指数関数的に上がっていくことでしょう。(位置 No. 358)

指数関数的な上がっていくテクノロジーの進歩についていく。
落合陽一氏の「指数関数的成長にとって,全ての点は,いつでも始まったばかりだ」というフレーズがしっくりくる。

「予測を放棄し,変化にすかさず対応する」。一見理にかなったこの戦略は,もはや戦略として意味をなしません。変化を見抜くことが難しい時代だからこそ,未来を的確に予測し,先回りできた企業と個人が最終的には勝利を収めるのです。(位置 No. 392)

未来はどうなるかわからないので,様々な可能性にベッドしておく。
一つでも芽が出るものがあれば,御の字である。

自転車をどれだけ改造しても整備しても,宇宙に出ることは永遠にできません。どれだけ速くペダルをこいでも,自転車は構造上宙に浮くことは絶対にありません。月に行きたいのであれば,今乗っている自転車から降りる必要があるのです。(位置 No. 403)

今の生活を続けていても,宇宙に出ることはできない。

「どうすれば現状のやり方を効率化できるか」を考える前に,「今も本当にそれをやる価値があるのか」を優先して考えるべきなのです。(位置 No. 413)

「本当にそれをやる価値があるのか」を考えてみると,本当に価値のあることは,それほど多くはない。

私たちにできることは,「人々はどのように行動するか」「テクノロジーはどのように発展していくのか」「どのように未来の方向性が決まっていくか」といったことについて繰り返し描かれているパターンを明らかにし,それをもとに,未来社会の全体的なトレンドやメカニズムを探っていくこと,そして,それを重要な意思決定に活かしていくことです。(位置 No. 458)

未来への布石を打つために,色々なイメージを描いておく。

未来を予測するときにまず行うことは,そもそもの原理を考えることです。そして,原理を考えるためには,対象となるシステムがどのような「必要性」を満たすために生まれたかを,その歴史をふまえて見ていきます。

現在の景色だけを見て議論しても,それはただの「点」にすぎません。長期的な変化を「線」として捉えるためには,歴史をふまえて考える必要があります。(位置 No. 620)

歴史を知ろうとしない者は,点でしか捉えることができていない。

手段が目的化することを防ぐためには,今やっている活動がどんな課題を解決するために誕生したのか,常にその原理を意識する必要があります。その課題を解決するための,より効率的な方法が存在するのであれば,今の活動を続ける意味はありません。(位置 No. 630)

なぜを繰り返していけば,より効率的なやり方に気づくことができる。

急速に普及するものや概念は,テクノロジーの視点と社会の視点の両方が重なった地点にあるといえます。どちらからのアプローチでも問題ないのですが,片方だけでは意味をなさないのです。(位置 No. 664)

両方からアプローチしていくことで,効果を最大化できる。

知性の発達のプロセスには,4 つの段階が存在します。(位置 No. 740)

  1. 膨大な情報を蓄積する
  2. 蓄積された情報から人間が手動で改善につなげる
  3. 蓄積された情報から人間がパターンを抽出し,そのパターンをシステムに検知させ改善につなげる
  4. パターン認識も改善のための判断もすべてシステムが行う

1. と 2. は,私の得意とすることである。それをシステム化するところまで,つなげていきたい。

これまでつながっていなかったノード同士が相互に結びつくことで,情報のハブであった代理人の力が徐々に失われていくというのが,これからの社会システムの変化を見通すうえでの重要な原理原則です。(位置 No. 878)

これから労働人口が減少していく中,情報のハブの役割を果たすためだけに人がいることはもったいない。

未来の方向性はある程度決まっていて,個人にはコントロールできません。それでも,自分の存在が無意味だと思いたくないのが人間です。人間は,結局は感情の生き物ですから。

自分という存在に意味を与えるためにも,私は,少し先の未来に先回りしようとし続けようと思います。(位置 No. 1310)

 未来にも,自分の存在に意味を与えるため(自分の存在意義を持続するため),まわりの人より先に未来へ先回りして,準備をしておく。