2020年12月10日
『学校では学べない 読んだら忘れない 読書術』(山崎 大悟)を読了。
読書体験は,目的を明確にすることにより,劇的に変化するのが解ります。
読書の前に「何を得たいのか」を明確にしておく事が大切です。自分を変えたいという気持ちを,この目的の明確化により強く保つ事ができます。(位置 No. 38)
私は,何かを得たいときに読書をしている,と思う。
「この本からどういう情報を手に入れたいのか」
「この本を読み終えて,自分がどう変わりたいのか」
「この本をどうして読みたいのか」
これらの 3 つについて,本を読み始める前に書き出します。(位置 No. 86)
わざわざ,3 つのことを書き出して本を読んでいないな。
実は,「教える事を意識しながら本を読む」というだけで,約 3 割も記憶の定着率が上昇することがわかっています。(位置 No. 182)
教える事ができるほど理解するのは,ハードルが高い。
「SPICE」とは,相手にうまく説明するための,5 つのキーワードの頭文字をとったものです。
この公式に当てはめながら相手に説明すれば,サービスや商品の購入促進などにも応用ができます。(位置 No. 203)
- S : Simplify(単純化)
- P : Perceived self-interest(私的利益感)
- I : Incongruity(意外性)
- C : Confidence(自信)
- E : Empathy(共感)
説明するとき,5 つのキーワードを意識しておこう。