2020年11月6日
『1 日ごとに差が開く 天才たちのライフハック』(許 成準,すばる舎,2019年4月25日)を読了。
これは日常における選択を最小にして,生活をシンプルにするための習慣だ。
小さな習慣に見えるが,余計な事柄に悩まされなくなると,もっと重要な事柄に集中力のリソースを割くことができるようになる。(位置 No. 187)
衣食の選択を最小にすれば,もっと重要な事柄に集中力のリソースを割くことができるかもしれない。
しかし,私は食を楽しめない生活には耐えられない。
自分の仕事にインスピレーションを与えてくれる何かを,どんなに忙しくても摂取する習慣は,毎日続けることで自分を確実に成長させてくれるだろう。(位置 No. 599)
どんなに忙しくても,インプットは取り続けるようにしよう。
劇的な成長はなくとも,確実な成長はできる。
「私はたびたび,完璧な純粋さ――純粋な霊魂と愛――の中に私がいることを感じる。そのとき,私はいつも泣く」
このジョブズの一側面は,彼が並外れて豊かな感受性を持っていたことを示している。この感受性に着目すれば,ジョブズが関わった製品群が,なぜ,初めて手にとったときの感触や,直感的な操作を重視していたのかが理解できる。(位置 No. 647)
アップルの製品群は,ジョブズの感受性によるものも大きいのか。
努力と勤勉がすべてではない。何をするにしろ「これをもっと簡単に済ませる賢いやり方はないか?」と考える習慣を持っていれば,最小の努力で最大の結果を出せるはずだ。(位置 No. 810)
簡単に済ませる賢いやり方を考えることは悪いことではない。
最小の努力で,最大の結果を出せるということは,生産性が高いということ。
提案書ではデータの根拠を厚めに提示したほうが説得力を持つことが多いが,プレゼンテーションでは,データを羅列しても相手が退屈に感じてしまうから,ひとことで提案の内容を表したほうが良いかもしれない。(位置 No. 997)
じっくり読んでもらう資料なのか,プレゼンテーションとして見てもらう資料なのか,資料の目的をおさえておく。
我々が持つ力と考えは浮かぶ前には見えない
意識の動きという流れに乗って,密かに隠された自我から来る
だが静かな意思と感覚の中で,往来する考えの動きの中で
われわれはその下に隠された深淵の中の石と渦巻を追いかけることができる by マクスウェル(位置 No. 1462)
考えは浮かぶ前には見えないというが,その考えを追いかける方法をマクスウェルは知っていたのか。