Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

ザ・プラットフォーム―― IT 企業はなぜ世界を変えるのか?

2020年10月28日

『ザ・プラットフォーム―― IT 企業はなぜ世界を変えるのか?』(尾原 和啓,2015年6月10日)を読了。

本書で位置づけるプラットフォームとは,個人や企業などのプレイヤーが参加することではじめて価値を持ち,また参加者が増えれば増えるほど価値が増幅する,主に IT 企業が展開するインターネットサービスを指します。少し専門的に言い換えれば,ある財やサービスの利用者が増加すると,その利便性や効用が増加する「ネットワーク外部性」がはたらくインターネットサービスです。(位置 No. 101)

プラットフォームを始めるならば,早い方がよい。

この「主流感」は「なんだ,そんなことか」と思われるかもしれませんが,決してバカにはできません。いや,プラットフォーム論においてはむしろ本質的ともいえるぐらいの要素です。人は「このサービスは主流だな」と思えるプラットフォームを選ぶものなのです。(位置 No. 669)

プラットフォームの運営は,王道スタイルでいく。

こうした一人の行動が共感を得て参加者が増え,さまざまなフィードバックを得てサービスが洗練されていく,という姿にこそ,インターネットの本質をかいま見ることができるからです。(位置 No. 947)

 共感があれば,参加者はどんどん増えていく。

ちなみにこの「健全な保護主義」ですが,その後の私の人生においても一つの指針となりました。例えば,自分がマネジメントするときに,私はリスクをとった人間をまずは認めて,挑戦できるような環境をなるべく用意することにしています。安心してリスクをとることがいかに人間を成長させるかということを「健全な保護主義」を見るなかで学びました。(位置 No. 1758)

私が従事している会社では,健全な保護主義は機能しているか。