2020年10月18日
『API エコノミー 勝ち組企業が取り組む API ファースト』(佐々木 隆仁,日経 BP 社,2018年2月13日)を読了。
数年先を見据えている人たちは,Slack にそれだけの価値や意味を見出しているということである。これらの人たちは「すべてのビジネスが,近い将来チャットによってつながる」と予測しているからこそ,そういった評価につながっているわけだ。(位置 No. 222)
ビジネスでもチャットがコミュニケーションの主流ツールとなる可能性がある。
誰でも簡単に API を利用できるような環境が整備されれば,プログラマーでなくてもちょっとした思い付きで仕事を効率化できるようになるかもしれない。(位置 No. 262)
API を活用した効率化を考えてみよう。
ただし中村氏は,「外部の API に過度に依存しすぎるのも少し問題がある」とも指摘する。
「他社の API に対する依存度が高すぎると,他社のビジネスモデルの変更がそのまま自社の経営リスクに直結しやすくなります。リスクを回避するには,自社のビジネスの『どこからどこまでを他社の API に頼るか』『どこまでを自社の技術でまかなうか』という点に常に気を配る必要があると考えています」(位置 No. 868)
外部の API に過度に依存しすぎる状況は,他人のふんどしで相撲,というやつか。
API キュレーターの主な業務のひとつは,世界中に存在する API やその関連情報を収集・評価し,それを世の中に伝えていくことだ。エンジニアがより快適に開発できるように,API 情報基盤を整備していく。
詳細な活動内容は API キュレーターの知識量や役割によって変わってくるが,大きく分けると次のような活動が挙げられる。(位置 No. 1268)
自分に合った API キュレーターを見つけよう。