2020年9月26日更新
『図解即戦力 要件定義のセロリーと実践方法がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書』(エディフィストラーニング株式会社 上村 有子,技術評論社,2020年7月)を読了。
「要件定義」とは,「ユーザー企業の事業目標の達成のため,情報システムに求められるものを定め,その範囲を明らかにすること」といえます。(p. 14)
要件定義の目的をしっかり把握する。
業務要件分析・定義フェーズの構成要素(p. 75)
- 現行業務の調査
- 業務フロー,ビジネス・ルール,入出力情報の分析・定義
- 業務要件の文書化
- 業務要件の検証
- 業務要件の妥当性確認
現行業務をしっかり把握しておくことが,要件定義の第一歩。
(業務要件の)検証のチェックリスト(p. 99)
- アトミックである
- 完全である
- 一貫性がある
- 簡潔である
- 実現可能である
- 曖昧さがない
- テストが容易である
- 優先順位が付いている
- 理解が容易である
複雑に見える業務をシステム化することで,わかりやすくできる。