Masassiah Blog

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読書の技法 佐藤 優

2020年7月24日

『読書の技法』(佐藤 優,東洋経済新報社,2012年8月9日)を読了。

最近の教養ブームの背景には,「知力を強化しなくては生き残っていけないのではないか」という日本人の集合的無意識が反映していると筆者は見ている。確かに「知は力」であり「力は知」である。知力をつけるために,不可欠なのが読書だ。(位置 No. 26)

知力を強化しなくては生き残っていけない。
知力を身につけるために,読書をする。

筆者自身,鈴木宗男事件に連座して,「鬼の特捜」(東京地方検察庁特別捜査部)に逮捕され,512 日間の拘置所生活を送ったが,そこで学術書を中心に 220 冊を読み,抜き書きや思索メモなどを綴った読書ノートを 62 冊作ったことは,後々の読書生活と執筆生活に大きくプラスに作用している。(位置 No. 513)

拘置所生活において,存分に読書して,一皮むけた人は多いのでは。

重要なことは,知識の断片ではなく,自分の中にある知識を用いて,現実の出来事を説明できるようになることだ。そうでなくては,本物の知識が身についたとは言えない。(位置 No. 641)

現実の出来事を説明できるレベルまで,知識を自分のものにする。

出世するうえで重要なのは,自分の生活習慣から他人に嫌われるような要因を少しでも除去することである。そのためには自分がやられて嫌なことを他者に対してしないということが基本だ。(位置 No. 732)

自分がやられて嫌なことは他者に対してしない,という基本は守る。

読書ノートを作る最大のポイントは,時間をかけすぎないことだ。30 分なら 30 分,1 時間なら 1 時間と自分で時間を決め,それ以上,時間をかけないようにする。(位置 No. 1137)

この読書のメモは,あまり時間をかけていない。
1 記事あたり 10 〜 20 分か。

文脈によって言葉を規定していけば,言葉は固定化されます。そうすると,言葉は揺れ動かず,数学の記号と同じになってくる。その結果,現代文は感覚の教科から論理の教科に早変わりするわけですから,数学と同じように明快に解けます。(『NEW 出口現代文講義の実況中継 1』)

数学の記号と同じくらいの感覚で,言葉を使えるようにする。

そして毎年 1 回,奈良県吉野町で,特別の勉強会をしている。「本を読むならば,東京の会議室で読んでも,吉野まで行って読んでも同じこと。往復の移動時間が無駄になるではないか」と思うかもしれないが,そうではない。後醍醐天皇の墓があり,南北朝時代南朝の里である吉野という場で読むことによって,時間を圧縮することができるのだ。(位置 No. 2901)

 現地に行ってみることで,初めて気づくこともある。

読書の技法

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