Masassiah Blog

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小さくても強い会社の変化をチャンスにするマネジメント 小宮 一慶

2020年7月13日更新

『小さくても強い会社の変化をチャンスにするマネジメント』(小宮 一慶,PHPビジネス新書,2011年6月8日発行)を読了。

「ノリマリティーバイアス」という言葉があります。「バイアス」とは「偏見」ですが,ノルマリティーバイアスとは,「自分にだけは不幸なことが起こらない」と思う偏見のこと。「自分の会社だけはつぶれない」とか,「自分だけは大きな病気にかからない」と思う気持ちのことです。(p. 17)

私もノリマリティーバイアスになっているのではないか。

 変わりたくない人たちも少なくないのは事実です。現在の自分の立場が悪くなく,変化によって失うもののほうが多いと感じている人たちは,変わるということにインセンティブを持たず,そのことが,会社全体が変われないダメな社風にしていることも少なくありません。(p. 21)

変わらなければ,生き残っていけないことを明確に示せば,人は変わっていく。

環境変化に素直に対応すれば,「今時の若いヤツは」という言葉も自然と出なくなるのではないでしょうか(それにしても,私の理解や常識を超えている若者も少なくないと,私は正直感じています。私も十分に変わることができていないということかもしれません)。

今時にしっかり対応すれば,若いヤツとも付き合える。

ビジョンとは,「そもそもなぜこの企業や組織が存在するのか」という存在意義や目的です。目標とは目的追求の過程での通過点です。(p. 135)

目標の上にある,ビジョンをしっかり認識しておく。

「地頭」とは聞きなれない言葉かもしれませんが,学歴や知識とは違う,人の言ったことがすぐに理解できるとか,人の気持ちを推し量ることができるといった能力をいいます。良い大学を出ていても,地頭の悪い人は少なくないですし,学校を出ていなくとも地頭の良い人はたくさんいます。(p. 144)

「地頭」が良いと言われるようにしたい。
そのためには,人の気持ちを推し量ることを心がけたい。

 やはり,気づきを得て,それをチャンスに変えていくには,普段からの勉強や考え方が重要です。勉強するということは,自分が,「知らない,足りない」と感じるからこそ行うもので,傲慢な人間,ひねくれた人間は勉強をしません。(p. 157)

「知らない,足りない」ことは,学ばなければならない。
世の中には,知らない,足りないことだらけなので,一生勉強し続けなければならない。

 かつて,ドイツの哲学者は「テーゼ(正)」と「アンチテーゼ(反)」という,相対立するものが「アウフヘーベン止揚)」して新しい「テーゼ」を生む,ということがこの世の原理であるという考え方を示しました。変化によって生じた「アンチテーゼ」をうまく止揚することによって,新たなテーゼを生むべく努力することが,「変化をチャンスに変える」ということなのかもしれません。皆がネガティブに考えては,世の中は良くなりません。この大きな変化の時代に生まれ,そして生きていることを幸福だと考えて,前向きに変化をチャンスに変えていくように生きたいものです。(p. 205)

これほど変化している時代はない。
変化する時代についていけるように,自分自身が変化し続けなければならない。