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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

みんなが分かる!できる人の教え方 安河内 哲也

2020年7月9日更新

『みんなが分かる!できる人の教え方』(安河内 哲也,中経出版,2007年7月19日発行)を読了。

 人間はそもそも,必要性に駆られないとなにもやりません。自分から殻を破れる人なんてそうはいないのです。だからこそ,突き落とすのです。自力でなんとかしなければ前には進めない状況をつくってやることで,その人の自主性が引き出されていきます。それこそが,その人が目標を達成する第一歩となるのです。(p. 129)

自力でなんとかしなければ前に進めない状況でこそ,自主性が発揮される。

「初心忘るべからず」という言葉があります。教える立場に立ったときには,「そのころの自分はどうだったんだろうか?」ということを,つねに意識することが大切だと思います。(p. 158)

初めて,それを学んだときのことを意識しながら,教えることが重要である。

 以前,ある政治家が「70 % の満足度がとれれば,100 % みたいなものだ」と言っていました。人前に立つ人は,これくらいの気持ちでいたほうが,精神的にラクなのではないでしょうか。(p. 160)

100 % の満足なんて得られないから,70 % でOKと考える。マイノリティの意見は,ある程度は切り捨てる。

できる人の教え方

できる人の教え方

  • 作者:安河内 哲也
  • 発売日: 2007/07/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)