2020年3月31日更新
『采配』(落合 博満,ダイヤモンド社,2011年11月17日発行)を読了。
孤独に勝てなければ,勝負に勝てないのだ。(p. 15)
勝負に勝つためには,孤独に勝たなければならない。
前向きにもがき苦しむ経験は,すぐに結果に結びつかなくても必ず自分の生きる力になっていく。(p. 24)
前向きにもがき苦しむことを避けてはいけない。
- できないことをできるようになるまで努力し
- できるようになったら,その確率を高める工夫をし
- 高い確率でできることは,その質をさらに高めていく(p. 103)
できるようになっても慢心しない。
確率を高め,質を高めていく。
それに,選手時代に仕えた監督を見ていた印象として,何でも自分でやらなければ気が済まないと動き回る監督ほど失敗するというものがあった。(p. 156)
人に任せることができなければ,リーダーではなくプレイヤーだ。
常に全力を尽くすことは,明日に希望を見出すことでもあるのだ。(p. 210)
全力を尽くさなければ,明日に希望は見出せない。
そこで理解しておかなければならないのは,どんなに強いリーダーも,試行錯誤した時期があったということだ。(p. 278)
リーダーは生まれながらにリーダーではない。
試行錯誤して,リーダーになった。