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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

残念な人の思考法 山崎 将志

2020年3月24日

 『残念な人の思考法』(山崎 将志,日経プレミアシリーズ,2010年4月8日発行)を読了。

 どうしたら効率的にできるかを考える。そのためのツールがないかと探す。知らないことは人に聞く。外に頼めることはお願いする。その際も相手の猶予が十分にある状況で依頼する。これらは,ビジネスパーソンの基本的な段取りである。(pp. 9 - 10)

相手の猶予が十分にある状況でお願い,これが基本。

 企業の「暗黙知」はチェックリストを作る過程で初めて明らかになる。それをノウハウとして共有,標準化することで,オペレーションは安定し,ビジネスの成長は加速する。(pp. 75)

何をしなければならないのか,チェックリストを作ることで明らかにする。

 二流は掛け算で考え,一流は割り算で考えるといわれる。一方で二流は積み上げ式で考えるが,一流はセオリーを知っているから全体から割り戻したり,計画から逆算する。(p. 90)

割り算で考えることを増やしてみよう。

 まずは,「賢いヤツ」だと思われる話し方を実行することである。論理的に,明晰に話す。ここで役立つのが「PREP 法」である。
 PREP(プレップ)法とは,結論を示し(Point),理由を述べ(Reason),具体例を述べ相手を納得へ導き(Example),再度結論を示す(Point),いたって単純だがとても有効な方法である。(pp. 125 -126)

PREP を箇条書きにしてから,説明してみる。

 問題ではなく,機会に集中せよ。覆水盆に返らず,見切り千両であり,これからどう勝っていくかが大事なのだ。「いかに,将来に向けてのリソースを投入するか」に意識を集中すべきである。(p. 135)

機会があれば,それを逃さないようにする。

SMART の法則」(p. 204)
Specific(具体的である)
Measurable(測定可能である)
Agreed(納得している)
Realistic(実現可能である)
Timely(今やるべきことである,または期限がある)

SMART に生きるために,行動を変革する。

残念な人の思考法 (日経プレミアシリーズ)

残念な人の思考法 (日経プレミアシリーズ)

 
残念な人の思考法 日経プレミアシリーズ

残念な人の思考法 日経プレミアシリーズ