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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方

2019年12月29日更新

『「君にまかせたい」と言われる部下になる 51 の考え方』(元スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社CEO 岩田松雄,サンマーク出版,2013年5月31日発行)を読了。

自らの仕事に誇りを持ち,人一倍勉強して日々を過ごす。部下に仕事を委ね,まかせ,最後は責任を取る。まさにこれこそが上司の仕事だ,というものを,私はこのときに見せてもらえたのでした。(p. 25)

人一倍勉強しなければ,世の中を相手に戦えない。

すでに経験している先達が,すぐ身近にいるのです。聞きに行かない手はない。(p. 39)

先達に聞けば,効率的なルートを進むことができる。

もちろん仕事ができるということは,大事なことです。しかし,それ以上に大事なことは人間としてちゃんとしていること。性格が良くて,人間性が優れていること。(p. 53)

人間として,当たり前のことを当たり前にやる。

「事実」やデータは重要ですが,扱い方を間違えると大きな問題を引き起こしかねない。そのことも,知っておく必要があります。(p. 96)

データに踊らされないように,データの持つ意味をしっかり考える。

やるべきことをしっかり理解して,集中してやれば仕事は早く片づけられます。そして,早く片づけようという意識が,仕事をスピードアップさせ,量に対応することを可能にしていく。しかし,ダラダラと長時間働くことが当たり前になっている人は,この両方ができていません。(p. 111)

量から質へと転換していかねば,他の人やロボットにとって代わられる。

自分だけが知っていれば自分だけの成果になる,という情報を,どのくらいチームや会社と共有できるか。オープンにして,みんなで成果を分かち合えるか。それは,とても大切な姿勢だと私は思っています。(p. 118)(P118)

自分の中の情報をうまく伝えることも大事。
他の人と情報を共有することで,新しい価値が生まれる。

目の前の課題,与えられていた仕事に対して,どうすればもっといい成果を出せるか,ということを純粋に追及する。それが楽しかったのです。そのため,そのときどきの仕事で必要な知識を得るための本を多く読んでいた。(p. 190)

本に答えがバッチリ書いてあることはないけれど,答えにつながるヒントはいっぱい書いてある。

結局は話す中身のある人は尊敬されるし,そうでない人は疎んじられる。堂々と自分の意見をしっかり言えることが大切です。(p. 200)

自分の言葉で話すことができなければ,信頼を勝ち得ない。

何かを習慣化し,自分の生活リズムの中に取り込んでしまうことは,極めて有効なこと。習慣が人を作るとはよく言われますが,まさにその通りだと思います。(p. 205)

いい習慣を自分の生活リズムの中に取り込んでいく。
習慣を実践する時間はつくる。

ビジネスの本が 5 割,古典が 2 割,ハウツー本が 2 割,自分を高めてくれるような本が 1 割など,いろいろな本を読んでみる。
本を読んでいる人は深みがあるといわれますが,やはり幅広く本を読んでこそ,だと思います。その意味では,恋愛小説だって勉強になる。もっとも,そればかりだと娯楽性が強過ぎるので,いろいろな本を読む,ということが大事になるのです。(p. 209)

本のジャンルが偏ることのないように心がける。
ジャンルが偏っていると,視野が狭くなりそう。

大きな挫折をして初めて,人にはうまくいかなくなる時期もあるのだ,ということを強烈に教えられたのです。(p. 223)

うまくいかなくなる時期は必ず訪れる。
止まない雨はないのだから,うまくいかない時期を乗り越えれば,きっとうまくいく時期が訪れる。

「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方

「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方