応能負担・・・能力に応じて払う(ex. 所得税)
応益負担・・・便益を受けに人が払う(ex. 消費税)(p. 88)
能力の高いだけで,払わされるのはどうか。便益を受けた人が払う消費税が平等に近いと個人的には思う。
一方に対しては,いくら働いても税金をとられるということでやる気をなくさせる。もう一方に対しては,そんなに働かなくても食べていけるということで,やる気をなくさせる。(p. 93)
弱者に対して甘やかすだけが,政治ではない。
子供を何人産むかとかって人間の一番根源的な点に国家が介入しちゃいけない。(p. 111)
産みたくても産めないという状況だけを何とかする。
日本にもできる人間はいる,ただ日本ではできない。(p. 131)
みんな平等ではなく,できる人を伸ばしていく教育を目指したい。
アメリカで経済を語る時,人間を欲望の塊として想定する(p. 140)
“強欲”⇒本来人間はファジー
リスクをとらないとリターンは上がらない。それが成熟したマーケットだ(p. 290)
成熟したマーケットにおいてはリスクをとらなければリターンは得られない。逆に未成熟のマーケットであれば,リスクをとらずともリターンは得られるのか。
大きな会社じゃない社長でも大企業の部長と比べたら全然世の中を見ている。(p. 296)
会社を背負っているからこそ,世の中を真剣に見ようとする。
不況なんて気にするな。不況があるからこそ悪い企業は潰れていき,よい企業だけが残るんだ。だから資本主義は進歩するんだ(シュンペーター)(p. 330)
不況は一種の「ふるい」と思えばいい。
- 作者: 佐藤雅彦,竹中平蔵
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