物理や数学の教科書を思い出してほしい。
という順序で勉強は進む。いきなり応用問題を解こうとしても無理で,それより前に法則を理解しなければならない。
- 法則を理解する
- 例題で法則の使い方をマスターする
- 応用問題を解く
シゴトの進め方も物理や数学の勉強の順序と同じ。
自分がやりたいことを見つけるのに早道はない。試行錯誤の中からしか,それは見つからない。
自分がやりたいことは何なのか,試行錯誤を繰り返す。
そもそも「やりたいこと」なんてやり始めてみないと分からない。そもそも職業経験もほとんどない若者に「本当にしたいこと」なんてことが分かったらおかしい。
転職しやすい環境がほしい。
分かっているから書くのではない。分かっていないから書くのだ。
書くことで,頭の中が整理されて,だんだん分かってくる。
進み続けなさい。あなたが期待していたことが,偶然につかめるでしょう。座ったままで,偶然にチャンスを見つけたという話は,これまで私は聞いたことがない(チャールズ. F. ケタリング)
座しているだけでは何もつかめない。一歩でも先に進む。
人生において「本当にがんばった」と思える時期がどこにもなかったら,「やるだけやった」という自分の限界点らしきものを見極めなかったら,その人はある種のすがすがしさを持って自分の人生を振り返ることができないだろう。
限界まで頑張った仕事のことは,一生忘れないだろう。
生きるために働く必要がなくなったとき,人は人生の目的を真剣に考えなければならなくなる(ケインズ)
人生の目的の候補をいくつか持っていなければ,働く必要がなくなったとき,あっという間に老け込みそう。
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