この本には、
1.天地の創造
2.民族の誕生
3.
出エジプト記
4.約束の地へ
まで書かれています。
確かに一部はマンガで描かれているのですが、文章で描かれている部分も多いのも事実です。まあ聖書の内容を完全にマンガ化するのは大変だろうというのはよく知られた事実です。
天地の創造の内容は漠然と知っていたけれど、民族の誕生以降の内容はほとんど知りませんでした。まあマンガで描かれているとは言え、読むのはやはり大変でした。
僕が一番印象に残ったのは、
モーセの死で書かれていた、
いい人ばかり、正しい人ばかりだから喧嘩をするんだね。世の中、悪い人ばかりだったら、喧嘩はなくなるんだよね、
モーセ。
という文章です。それぞれが自らの非を認めることで、喧嘩も戦争も起こらないということを言っているらしいです。しかし、「わたしが悪かった」と認める人が悪い人というのは、僕自身、しっくりこない気がしました。皆さんはどうでしょうか。