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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

ボウリング統計のすすめ

2008年11月2日作成,2020年9月24日更新
いかなることでも、分析があってはじめて、対策を講ずることが可能となる。ボウリングも例外ではない。
ボウリングのゲーム終了後、ボウリング場のフロントで渡されるスコアシートには、実に様々な情報が記載されている。ただスコアシートを眺めるだけでは得られない情報も、過去のデータと比較することで見えてくる。
過去から現在までの統計をとることによって、自分の強み自分の弱みがおのずと明らかになり、強みを伸ばすための方針、あるいは弱点を克服するための対策を考えることが可能となる。
また統計上の数字は実に正直であるが故に、自分の思い込みを是正することができる。例として、統計上の数字により、私の思い込みが是正されたエピソードを挙げておこう。
3-10ピン、2-7ピンが残った場合、間違いなくスプリットであるが、何度かそれをカバーしたという経験から、
スプリットにしてスプリットにあらずスプリット
と呼んでいた。(正式には Baby スプリットというらしい。)
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しかし、歴史として刻まれたデータを紐解いていくと、それをカバーできたケースは極稀で、大抵の場合、いずれか 1 ピンを倒すに留まっている。
実際は、カバーすることが困難なスプリット以外の何物でもない。
愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ
賢者としてボウリングに向き合っていくには、ボウリング統計を行い、歴史としてデータを刻んでいかなければならないのだ。
ボウリングのスコアシートを、一度眺めただけでゴミ箱に捨ててしまうのは、ボウリング上達への切符を捨ててしまうのと同じである、と言っても過言ではない。
価値あるボウリング上達への切符として、スコアシートを活かすためにも、スコアシートに記載された情報をデータベース化して、ボウリング統計を行うことをお勧めする。