Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

2008-09-28から1日間の記事一覧

最後の将軍―徳川慶喜―

「最後の将軍―徳川慶喜―」(司馬遼太郎著、文春文庫)を読んだ。 特に印象に残ったのは、慶喜の、 「百策をほどこし百論を論じても、時勢という魔物には勝てぬ。」 という言葉だ。 敵味方に恐れられる頭脳と才能を持つ慶喜ですら、勝てぬ時勢という魔物。 時…

幕末

「幕末」(司馬遼太郎著、文春文庫)を読んだ。 歴史はときに血を欲する。 若い命をたぎらせて凶刀をふるった者も、 それによって非業の死をとげた者も、 共に歴史的遺産といえるだろう。 幕末に暗躍した暗殺者たちの列伝。(桶谷秀昭) 幕末は日本の歴史の…

逆説の日本史 12近世暁光編

「逆説の日本史 」シリーズの第十二弾「近世暁光編」を読んだ。第十二弾のテーマは天下泰平と家康の謎である。第十弾の信長、第十一弾の秀吉とこの第十二弾の家康で、戦国の三大英雄についてある程度の知識は得られたかな。 謀略の天才・家康、 かく関が原を…

人はなぜ歴史を偽造するのか

「人はなぜ歴史を偽造するのか」(長山靖生著、光文社知恵の森文庫)を読んだ。 妄想が歴史となる瞬間! 偽の家系をでっちあげた信長、秀吉、家康、 明治政府高官が書いた義経=ジンギスカン説、 教科書から一度に五人の天皇が消された事件・・・・・・ほか …

偽りの日米開戦

「偽りの明治維新 会津戊辰戦争の真実 」に続いて、「'''偽りの日米開戦 なぜ、勝てない戦争に突入したのか」を呼んだ。昭和十六年十二月と比較的、近い時代の出来事なのに、あまり知られていない太平洋戦争について書かれた本です。 誰が、なにゆえに 超大…