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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

天才とは努力を続けられる人のことであり,それには方法論がある。 山口真由

2020年2月19日更新

『天才とは努力を続けられる人のことであり,それには方法論がある。』(山口真由*1,2014年1月20日 初版第1刷発行,株式会社 扶桑社)を読了。

  • 第一章 正しい努力のための方法論
  • 第二章 努力を始めるための方法論
  • 第三章 努力を続けるための方法論
  • 第四章 努力を完遂するための方法論

そもそも一度読んだだけで理解しようとすることが誤りです。反復・継続しなければ,人は学ぶことはできません。一を聞いて十を知る人は,私に言わせれば,その能力の高さゆえに異常な人に分類されます。十を聞いて一を知ることができれば,大したものじゃないか,そう思います。(p. 81)

参考書は何度か読むことで,理解度が徐々に上がっていくことを体感する。

ビジネスや教育の現場で,何もわかっていない段階の人に「とりあえず自分の頭で考えて」という上司や教師がいます。彼らは何年も経験を積み,十分な知識を持っています。つまり,8割知っていて,2割を知らない状態です。だから,この2割を「自分の頭で考える」ことができるし,それもおもしろいと思えるのです。(p. 93)

私自身,知らなかったときのことを忘れていないか。
どうやって自分は知ったのか,振り返ってみよう。

私が本当に自慢に思っていたのは,試験に落ちなかった自分ではなくて,挑戦することを拒まなかった自分なのだろうと,そのときに気付いたのです。(p. 194)

試験にチャレンジすることを誇りにする。

天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。 (扶桑社新書)

天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。 (扶桑社新書)

 

 

*1:弁護士。1983 年,北海道生まれ。2002 年,東京大学法学部に入学。在学中 3 年生時に司法試験合格。4 年生時に国家公務員第 I 種試験合格。2006 年に東京大学法学部を首席で卒業後,財務省に入省し,主に国際課税を含む租税政策に従事する。2009年9月,弁護士登録。現在は企業法務と刑事事件を扱う弁護士として働きながら,テレビ出演などでも活躍。