国会議員きっての防衛政策通であり,防衛大臣を経験した石破氏により国防-National Defence-の基本が書かれています。
昨今,集団的自衛権についての議論が盛り上がっておりますが,なぜ集団的自衛権が必要なのか,この本を読めば非常によくわかります。石破氏は,日本国民に語りかけるように国防について説明する様子はテレビなどを通して,よく見かけますが,正しい道へ日本を導こうとする信念が感じられます。
国民が厭がっているもので,しかし,国家の将来にとって絶対に必要なもの,そういうものがあるでしょう。それを国民にやらせる,納得させる,それが駄目なら強制する,それが政治家の仕事だと思います
国家として自国を守るだけでなく,パートナーである国を守るのは至極当然のことであると思います。憲法や理想だけでは国は守れんがいちゃ。