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king-masashiの備忘録

商品の紹介,パソコン,スマートフォン,タブレットのカスタマイズ,DIY,資産形成について記録していきます。

私も涙を流しながら,サラリーマン生活を送っているとか,いないとか

中場利一著の「ノーサラリーマン・ノークライ(No Salaryman, No Cry)」(幻冬舎文庫)を読了しました。

合併で大きくなった銀行に勤めているサラリーマンが主人公の作品です。主人公と言っても,合併された側の銀行,出身大学によるカースト制度の選別ではランク3,大プロジェクトに参加したこともない程度の社員。非常に等身大の主人公である。

主人公の上司,同僚,社外の恋人・仲間も等身大のキャラクターばかりで非常に親近感のある人たちばかり。

ノーサラリーマン・ノークライ。泣かないサラリーマンはいない。ボクもその一人 だ。いつも辞めてやろうと思うくせに,歯をくいしばって頑張っている。手をぬく 奴は嫌いだし,適当に流して仕事をこなす奴の言うことをウソくさく感じてしまう

いつも会社を辞めてしまいたいと思っていても,サラリーマンゆえ頑張り続ける主人公をついつい応援してしまいます。私も涙を流しながら,サラリーマン生活を送っているとか,いないとか。

最近,池井戸氏の銀行小説を読み漁っており,その流れで本書を手にしたわけであります。いわゆるエリートサラリーマンが活躍する小説もいいけど,こうした身近な主人公が活躍する小説(活躍だけでなく,失敗も多々描かれている)もいいもんです。